1. トップページ
    2. サステナビリティトップ
    3. 環境
    4. 持続可能な水資源の推進
    5. 水リスクの調査
ページトップへ
水リスクの調査 水リスクの調査

水リスクの調査

アサヒグループの製品は、国内外で生産される多種多様な農産物を用いています。そのため、アサヒグループは消費者に対して食の安全・安心を保証するだけではなく、サプライチェーンでの社会・経済・環境影響を把握し、管理することも不可欠と考えています。

生産拠点における水リスク調査

アサヒグループの生産拠点の水リスク評価は、世界資源研究所(WRI)が提供している水リスクを示した世界地図・情報「WRI Aqueduct」を活用し、拠点ごとに地理的に水ストレスの高い地域を特定しています。

また、アサヒグループでは「WRI Aqueduct」上で「Extremely high risk」と表示される地域を水ストレスの高いエリアであると定義しています。この定義に基づき、2018年時点では、アサヒグループの全生産拠点の中で水ストレスの高い地域に所在している拠点はないという結果となりました。

国内におけるアサヒグループの生産拠点では上記の水リスク定義による水ストレスの高いエリアには該当しませんでした。しかし、将来の様々な水リスクを考慮して、アサヒグループでは毎年、水源地の森保全活動などを実施し、持続可能な水資源を守る活動を推進していきます。

今後も生産拠点や原材料調達元については、毎年定期的に「WRI Aqueduct」 などを活用し、水リスクの有無について調査していきます。水リスクが高い生産拠点が判明した場合は、そのリスク内容や社会状況に応じて適切な対策を講じていきます。

原料調達における水リスク調査

アサヒグループでは、原料の生産過程における水リスクを分析し、グループの事業への経済的影響を評価することを目的とした調査を以下の通り実施しました。

調査の概要

分析対象の原材料

アサヒグループの製品製造において使用量が多く、かつ、代替し難い、海外から調達している主要原料

調達場所

世界59地域

分析内容

原材料のウォーターフットプリント
自然資本コスト(外部費用)

分析スケジュール

2014年9月〜2015年5月

分析方法

調達先地域の水の希少性調査
各地域の原材料のウォーターフットプリントの調査
自然資本コストの評価
市場価格との比較

ウォーターフットプリント:食料や製品の生産のライフサイクル全体で直接的・間接的に使用された水の総量。

この調査では「自然資本」の考え方を用いて、アサヒグループの主要な原料生産過程での水リスクを金銭的価値として定量化しました。定量化した結果は「自然資本コスト」として表し、原料価格の上昇など様々な形で将来のコストとなり得る費用を示しています。これにより、今まで定量化されてこなかった環境影響の大きさ(環境リスクや機会)を把握でき、また、リスクを最小化させた資源の利用により、事業モデルの持続可能性を高めることができます。

気候変動などの要因により、将来的には利用可能な環境資源が少なくなることが予想されますが、アサヒグループでは「自然資本」を評価して経営戦略を立てることで、資源制約の強い世界市場でも競争力を維持し続けることを目指しています。

調査結果

今回の調査結果によって、世界59地域の原料調達先のうち、リスク対策を優先的に進めるべき調達先が明らかになりました。また一方で、今回の調査の結果は、すべて2次データに基づいているため、サプライヤーの農業慣行やサプライヤーを取り巻く社会の状況に関しては、現地で調査する必要が再認識されました。

今後の対応

2017年より、サプライヤー品質監査のチェック項目として水に関する項目を追加しました。具体的には、水不足による原料調達や工場稼働に支障がないかを問うことで、状況変化を捉えるようにしました。

2017年に調査対象となった企業24社は、いずれも水不足による支障がありませんでした。2018年以降もヒアリングしていきます。
水リスクに関する項目を加えることは、状況変化を把握するだけでなく、アサヒグループの調達担当者の水リスクに対する意識を高めることにもつながるため、今後も、この取り組みを通じてサプライヤーとともに課題解決を図る契機としていきたいと考えています。

サプライヤーへの水リスク調査

調査の概要

サプライヤーを訪問し、品質監査を実施する際、インタビューを通して水リスクに関して質問、状況をヒアリングしました。

質問項目 質問の内容
水不足リスク
  • 5年前に比べ水道料金は何%変化していますか。
  • 水不足により原料調達に支障を来していますか。
    Yesの場合、どのような対応をとられていますか。
  • 水不足により工場稼働に支障を来していますか。
    Yesの場合、どのような対応をとられていますか。

調査結果

2017年から2018年までに延べ78工場で品質監査を実施し、以下の回答を得ました。

  • 水道料金の変化:値上り16工場、変わらず17工場、値下がり9工場、無回答36工場
  • 水不足による原料調達への支障:なし78工場
  • 水不足による工場稼働への支障:なし78工場

今後の対応

今後水リスクの存在が明確になった場合には、その内容や社会状況に応じて適切な対策を講じていきます。

関連情報

CSRマネジメント
環境
人権・人材マネジメント
責任ある事業活動
アサヒの強みを活かした価値創造
99ネネセナセナネネ-セナセナネネマ゚セォニキハモニオ-セナセナネネマ゚セォニキハモニオ